プロットがとってもよく出来た映画。ケーリー・グラントは軽い感じの二枚目で、彼の出たヒッチコック作品の中ではこれが一番合っていると思う。また、エヴァ・マリー・セイントはちょっと中原理恵に似ているが、美しくスタイルもいい。特典映像の中のインタビューで、ケーリー・グラントの素顔が暴露されていてこれには笑った。彼は撮影が長引くと一日5000ドル(今でもすごい額だと思う)要求し、サインは1枚15セント、勘定を払う段になるといつの間にか消えているという徹底したケチだったらしい。特典映像には現在のエヴァ・マリー・セイントが登場するのだが、昔が美しかっただけに老いた姿は見ていてかなりつらかった。
ヒッチコックと女優さんおすすめ度
★★★★☆
冷静に見ると、美人なのかな?と疑問に思ってしまうのに、この映画のエヴァ・マリー・セイントはものすごくキレイに録られていて、さすがはヒッチコック!という感じでした。
また、ソウル・バスによるNYの高層ビルを使ったタイトル・クレジットが素晴らしく、これから始まるサスペンスを盛り上げるのに、とても効果的でした。
トウモロコシ畑のシーンやラシュモア山のシーンなど、ヒッチコックの集大成と言われている作品らしく、確かに面白い映画でした。個人的にはケーリー・グラントとエヴァ・マリー・セイントの電車でのやりとりシーンが好きです。
出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★
わたくしめもついに買いましたよ
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
広告代理店経営者のロジャー(ケイリー・グラント)は、ある日タウンゼント(ジェームズ・メイスン)ら宝石密輸団からキャプランというスパイと間違えられ、殺人の濡れ衣を着せられてしまう。逃亡しながら事件の真相をつかもうとする彼に、謎の美女(エヴァ・マリー・セイント)が絡み…。
サスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の集大成といっても過言ではない、巻き込まれ型サスペンス映画の大傑作。汽車やセスナ機など乗り物はもちろんのこと、細かな小道具などを実に効果的に用い、4人の大統領の顔が彫られたサウスダコタのラシュモア山麓でのクライマックスまで、まったくもって飽きさせないスリリングかつロマンティック、そしてユーモア精神をも忘れない名演出の数々に、もはや見とれるしかない。映画のおもしろさとは何かと問われたら、黙ってこの映画を見せるべし。(的田也寸志)