1959年作のサスペンス&アクションおすすめ度
★★★☆☆
本作は、ニューヨークのビジネスマンが、
人違いをきっかけに事件に巻き込まれ、
戸惑いつつも活躍し、美女との恋愛にも奮闘するという、
巨匠ヒッチコックの著名なエンターテイメント作品です。
様々な評論やレビューを拝見すると、
撮影手法やストーリー展開において、本作は高く評価されています。
しかし、良くも悪くも90年代から映画を見るようになった自分としては、
どうしても特撮が物足りなく見えたし、BGMも古臭く感じてしまいました。
とはいえ、国連本部から逃亡する主人公を俯瞰で映す映像には目を奪われましたし、
唐突に挿入されるユーモラスなシーンも、面白く思えました。
要は、自分の映画を見る目は、
爆薬の量をはじめ表面的なリアルさによって歪められているのかもしれないと、
気づかされてしまった作品でもあります。
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
出来は非常に良いです。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
ホント満点を付けても良い出来です。