この軽さおすすめおすすめ度
★★★★☆
息をつく間もなくストーリーが展開。
かつて誘拐の被害者だった自分と自分を助けるために
夢を失ってしまった父の無念をはらすため、
主人公はたった一人で、被害者に接触することなしに誘拐を成功させ、
身代金として10億円のダイヤの原石を手に入れる。
しかし、そこにはどろどろした感情や葛藤などの心理描写はまったくなく、
スマート(悪く言えばまったく現実感なく)、かつ、スピーディーに
ひたすら軽く話しは展開します。
感動や感激はないけれど娯楽小説としてはすばらしい。
岡嶋二人を再評価させる疾走感おすすめ度
★★★★★
作品全編を通じる疾走感のすばらしさ。
?な部分もあるし、コンピューター関係は古色蒼然となってしまったが、
それらを吹き飛ばして余りある疾走感を楽しんで欲しい。
一気読み間違いなし。
犯人のクレバーな仕事っぷりに見入るものがある。おすすめ度
★★★★☆
推理小説。
時効となった誘拐事件を背景に起こる新たな事件。
途中、読み手には、犯人が分かってしまうが、分かった上でも尚、犯人のクレーバーな仕事っぷりに見入るものがある。
ネタの隠し方とその明かし方がうまいので、テンポ良く読み進められる。
後半、期待に応え切れてない感じが残るのが残念。
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
買って良かったと思います。