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ふくろうの河

ロベール・アンリコ
おすすめ度:★★★★★
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幻想的なオムニバス
おすすめ度 ★★★★★

「悪魔の辞典」のビアスが自らの南北戦争の体験を経て書いた小説の映画化。3話オムニバス形式の作品だが、全体的に会話を極力廃し、モノクロ映像の光と影の映像美を駆使して冒頭からグイグイ引き込まれる。1話目は自分が撃った相手を探す兵士の話、2話目は幼い子が遭遇する傷ついた兵士達の行進、そして3話目は問題の「ふくろうの河」(何度観てもこの作品のラストは衝撃的)。どの作品も鳥の鳴き声や森に生息する虫の描写、ウサギなどの小動物の動きなど、単なるミステリーではなくどこか寓話的な雰囲気も醸し出しており、そんな部分もこの作品の魅力といえる(チャールズ・ロートンの「狩人の夜」を思い起こさせる)。全体的に戦争の狂気を描いており、その恐怖は十分伝わってくる(特に2話目の兵士の行進は恐ろしい)。3話目の「ふくろうの河」だけでなく、全ての作品でロベール・アンリコ監督の卓越した才能を堪能できる幻想的なオムニバス作品だと思う。



「悪魔の辞典」のビアスの短編が原作
おすすめ度 ★★★★☆

だったんですね。なぜこんなに完成した3エピソードの1本の作品が、ラストのエピソードのみの短編として紹介されたのか。誰か教えてほしいなあ。
最初のエピソードの主人公が、最後にでてくるのも、ああ時間軸が違うんだなと気づかされる重要なところですよね。
とにかくその映像美、残虐かつ悲劇的な語り口(特に2話目、兵士達の地獄の行進は怖い)、妙に頭から離れない音楽。素晴らしいのでぜひ皆さんも見ていただきたい!
こんな300枚の完全限定なんて駄目ですよ。
ちなみにデックスからリリースされているこの一連の限定シリーズはどれも興味深い作品ばかりなので急いで買うべし!



まさかの発売
おすすめ度 ★★★★☆

単独で発売されるなど考えられなかったので、『ミステリーゾーン』のちゃんとした発売を心待ちにしていたのだが、まさかの発売に驚いた。
30分程の作品だったはずだが、オムニバスの一編だと知ってさらに驚いた。

表題作の『ふくろうの河』は、何度見ても何かが心に残る(引っ掛かる)不思議な余韻に満ちた作品。



よきかな
おすすめ度 ★★★☆☆

『冒険者たち』や『若草の萌えるころ』のロベール・アンリコ作品ということで、以前から題名だけは聞いて知っていたのですが、3000枚限定ということで後で入手困難になるのを怖れて購入しました。昔『ミステリー・ゾーン』のエピソード1つとして放送されたらしく、知る人ぞ知る佳作として名前が挙がってたような気がします。

フランス映画ですが、南北戦争が舞台です。劇中ほとんど台詞はないに等しく、モノローグ以外は英語で話されます。冒頭の歩哨の場面で戦争中とは思えない、なんだかのんびりした雰囲気はどことなく『Fear and Desire』を思わせますが、大変幻想的な場面などを挟み大まかに3つのストーリーに分けて話が作られています。後の『シエスタ』『ジェイコブズ・ラダー』などに影響を与えていると思しき、ショッキングな結末も見どころですが、場面に応じてコントラストや明暗を使い分けた白黒でとらえた川や草木の撮影が美しいです。時々フィルム傷が発生するのでその部分では決して褒められたものではないですが、画質自体は比較的はっきりした、良好な部類かと思います。こういう機会でもないとなかなか入手するのは難しかったかもしれず、あまり文句はつけたくないのでこの辺にしておきます。価格も限定枚数での販売ということですがとくに高価すぎるということもなく妥当なところかと思います。

未見の方には「必見!」とは強く薦めないまでも観ておいて損はない佳作と云えると思いますし、双子や死刑囚逃亡のシークエンスなど、大変印象に残る良い画面に出会えるのではないでしょうか。



出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★

全般的に言うと初心者向けだと思います 。これだけは手に入れようと思い購入を決めました。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。



フレイ 動画

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