まさかの発売おすすめ度
★★★★☆
単独で発売されるなど考えられなかったので、『ミステリーゾーン』のちゃんとした発売を心待ちにしていたのだが、まさかの発売に驚いた。
30分程の作品だったはずだが、オムニバスの一編だと知ってさらに驚いた。
表題作の『ふくろうの河』は、何度見ても何かが心に残る(引っ掛かる)不思議な余韻に満ちた作品。
よきかなおすすめ度
★★★☆☆
『冒険者たち』や『若草の萌えるころ』のロベール・アンリコ作品ということで、以前から題名だけは聞いて知っていたのですが、3000枚限定ということで後で入手困難になるのを怖れて購入しました。昔『ミステリー・ゾーン』のエピソード1つとして放送されたらしく、知る人ぞ知る佳作として名前が挙がってたような気がします。
フランス映画ですが、南北戦争が舞台です。劇中ほとんど台詞はないに等しく、モノローグ以外は英語で話されます。冒頭の歩哨の場面で戦争中とは思えない、なんだかのんびりした雰囲気はどことなく『Fear and Desire』を思わせますが、大変幻想的な場面などを挟み大まかに3つのストーリーに分けて話が作られています。後の『シエスタ』『ジェイコブズ・ラダー』などに影響を与えていると思しき、ショッキングな結末も見どころですが、場面に応じてコントラストや明暗を使い分けた白黒でとらえた川や草木の撮影が美しいです。時々フィルム傷が発生するのでその部分では決して褒められたものではないですが、画質自体は比較的はっきりした、良好な部類かと思います。こういう機会でもないとなかなか入手するのは難しかったかもしれず、あまり文句はつけたくないのでこの辺にしておきます。価格も限定枚数での販売ということですがとくに高価すぎるということもなく妥当なところかと思います。
未見の方には「必見!」とは強く薦めないまでも観ておいて損はない佳作と云えると思いますし、双子や死刑囚逃亡のシークエンスなど、大変印象に残る良い画面に出会えるのではないでしょうか。
出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★
全般的に言うと初心者向けだと思います
。これだけは手に入れようと思い購入を決めました。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。