当事者には特に号泣物の詩ですおすすめ度
★★★★★
とても当事者(性同一性障害者)達の気持ち、社会で生きていくにあたり自分の存在・他者からの視線などを上手く表現できている詩だと感じました。
そうですね、今まで一緒に歩んできた友人などに意を決してカムアウトしたら、拒絶されるようになることもしばしばあります。
それは別にその人が理解できなくて当たり前のことを私達が言っているほかなく、彼らが冷たいとか、どうしてわかってくれないんだとか思う方がまずい・・・
自分という存在を認められないことにより家族や親友やその他近所や会社にどういう影響が及ぶかなど、もう本当にGID患者にとって課題は山済みです。
まぁそんなこんなでごちゃごちゃ書いてしまいましたが・・・手を繋ぐくらいで良い・並んで歩くくらいで良い・・・というフレーズが大切な人に本当の自分を告白することにより拒絶されてしまうかもしれない、気持ち悪がられてしまうかもしれない、けれど嫌わないで欲しい・・・多くの事は望まないからせめて一人の人間として接してほしいといった私達GIDの心情を歌っているように感じられとても心に染みます。
もちろん普通の方(性別に違和感の無い方々)が聴いても充分に良い曲だと思ってもらえると思えます。
デビュー前の曲おすすめ度
★★★★☆
実はこの曲は岩崎宏美さんがアルバム「Natural」でカバーしています。
中村中さんがメジャーデビューする前から話題になっていた曲です。
聴き比べると、お互いの良さが出ています。
凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★
大変良く出来ています
。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。