十字架が完成したもの。おすすめ度
★★★★★
創造主なる神が心から愛する対象として人間を造られました。
人間が神の愛の性質から離れ忘れた事により、のろいが、また人間に与えられていた権威がサタンに盗まれ、サタンの奴隷となってしまいました。
JESUSは人間となり、自らのいのちである血によりあなたをサタンから買い戻したのです。
この映画の素晴らしいところは、JESUSが墓の中から光とともに立ち上がる復活シーンで終わっている事です。
ここから先はあなたが立ち上がって、JESUSの愛にあってあなたが奇跡を体験する番です。
買うしかない!
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。TOP100ランキングに入っているのでご存知の方も多いと思いますが、
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
メル・ギブソンが構想12年、私財を製作費に充て、イエス・キリストの最後の12時間を、できる限り史実に従って描いたという渾身の一作。神を冒涜しているという罪で捕らえられたイエスが、ローマ帝国の総督ピラトのもとに連行される。ピラトは民衆の声に押され、イエスを十字架に掛けると判決を下す。イエスは拷問を受けた末に、十字架を背負ってゴルゴダの丘へと歩いていく。
衣装やセットで紀元1世紀のパレスチナを再現するのはもちろん、アメリカ映画としては珍しく、全編が当時の言語(アラム語とユダヤ語)で展開される。さまざまな器具を使った拷問シーンや、手足に釘を刺す十字架への張り付けは、目を覆いたくなるほどの生々しさだが、より恐ろしいのは、噂や表面的な事実によって、ひとりの人間を標的にする群集心理。これは、現代のわれわれの姿と二重写しになっていく。イエス役のジム・カヴィーゼルは、悲しみとゆるしの両方をたたえた表情が絶品。監督ギブソンのパワフルな演出力が画面の隅々まで発揮され、ゴルゴダを俯瞰するカットなど映像もすばらしい。バチカンやユダヤ人社会などに波紋を与えた本作だが、むしろキリスト教に疎い日本人の眼から観た方が、映画としての感動と衝撃をストレートに味わえるかもしれない。(斉藤博昭)