私は原作であるHPの文章の方のファンでしたので、このコミックは原作者と原作者の友人である漫画家へのリスペクトの意味で買いました。私も既婚者になり、改めて「我が妻」を読んでみると、HPの文章に夢中になった時とは違った感想を持ちました。つまり、共感できるのは嫁ちゃんの方になってしまいました。私はスパークするエナジーを失ってしまったのでしょうか?ちなみにこのコミックで初めて「我が妻」を読んだ「私の妻」は爆笑していました。
夫のぼやき節おすすめ度
★★★★☆
呉エイジのホームページ「Kure's Homepage」から飛び出した、日常生活の不満や嫁への愚痴を夫の立場からつづった日記がついにコミック化。
単行本として数年前に発売されているような内容なのでタイムリーなネタは無いものの愛する家族と愛する趣味に生きる男の生き様が覗ける。
夫の趣味をわからないながらも理解している嫁の偉さと、男の情け無い子供っぽい言い訳は見ていて笑える。
なんやかんや口では言っていても嫁がいないと生活設計が出来ないのだから、小遣いが2万円で趣味を満喫できなくても嫁に頭が上がらなくて当たり前なんだよ。
基本夫婦ゲンカの愚痴が主なんだけど、奥さんも一般人だからせっかくの巨乳が活かされていなくて漫画という媒体だと実に勿体無い。
漫画を描いている金平が独身だから描写力にいまひとつな所を感じはするものの、去年話題になった「ぼく、オタリーマン。」なんかより共感度は高いし面白いと思う。
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!