劇場でも観ましたが、女の子がコワそうにゲ○吐きながら出てくるという、予告CMがよく流れていたおかげで、如何にも怖いホラー映画と思っている方が周りに何人もいました。
たしかに、このシーン然り、頭を撃たれている男の子が出てくるシーン然り、お誕生パーティーでコール君が閉じ込められるシーンとかは、ビクビク怖かったですけど、同じくらい、泣けるシーンもあるんですよね・・・。
一粒で二度おいしいおすすめ度
★★★★★
個人的に、名作とは繰り返しの鑑賞に堪えうる作品であると定義しているのですが、
本作は文句なしに私の「名作」にランク・インしています。
まず、一回目。
児童の精神医療で確たる実績を残してきたマルコム(ブルース・ウィリス)は、
元患者の襲撃と拳銃自殺に衝撃を受けたことから、
彼と似た症状を示す少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント)の治療に努める。
しかし、一向に回復の兆しを見せない少年に手を焼くとともに、
最愛の妻との仲も冷えきってしまい、マルコムは途方に暮れる。
そんな中、少年の方からマルコムに助けを求めてきた。
「僕には秘密があるんだ…」。
軽めのホラーとして、また「秘密」の思わぬ展開に唸らされます。
二回目以降は、
「秘密」を念頭に映像を堪能するもよし、
親子(B・ウィリスがかすむオスメントの熱演!)の愛情の物語としてみるもよし、
そして何といっても、マルコム夫妻のラブ・ストーリーとして味わっていただきたいです。
一歩を踏み出すおすすめ度
★★★★★
作中の登場人物達一人一人が自らの弱み・トラウマをを乗り越えて
「一歩」を踏み出す姿にとても共感し感動しました。
劇場を合わせもう何回も観ていますがその度に涙腺が緩みます。
凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★
今回の発売がすごく嬉しいです
。他の方がコメントされているとおり、
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
小児精神科医マルコム・クロウは、診ていた患者から撃たれてリハビリ生活を送ることに。そして復帰した彼が最初に診ることになった患者は、8歳のコール少年。彼には「第6感」、つまり死者を見る能力があった。
M・ナイト・シャマラン監督の本格デビュー作にして、歴史的なヒット作である。ラストのどんでん返しには、多くの観客があっと叫んだ。DVDには50分にも及ぶ特典映像がついている。シャマラン監督がいかに伏線を張り、しかしラストを感づかれないように苦心したかが語られていて興味深い。情報過多にならないようカットしたシーンも、未公開場面として収録されている。またブルース・ウィリスを念頭にシナリオを作りながらも、大スターへの出演交渉をためらったなど、若い監督の本心が正直に語られていて気持ちがいい。(アルジオン北村)