第2巻の本著を要約するなら『アフリカ危機一髪』。新興宗教の一番厄介な洗脳からは逃れられたものの、アフリカの呪術者バキリという巨大な敵を前にして、一家は敵の本拠地であるアフリカはケニアに飛び込みます。このケニヤという土地の異質で魅力的なことときたら! 熱烈に行きたくてたまらない、化と言って素敵に描写されているわけでもない見知らぬ土地にわくわくしながら恐怖の呪術者を前に無力な一家の奮戦ときたらたまらない。
1巻から一挙に読めるおもしろさおすすめ度
★★★★★
2巻はアフリカの呪術。
生活に密着した呪術とは何なのか。
名言は「電話を知らない社会に電話をつかってみてたら、
それはすさまじい超能力と思われる」というように、
社会の文明発展に応じて「超能力」や「予知」の意味が違ってくるように、
ある程度のことは科学技術で理解ができてしまうのだ。
その一方で不可思議な呪術は、科学的なアプローチでなくても、
これまでつちかってきた民族の経験則から真実に辿りつき、
それをただ呪術的方法にのっとってみせるから、なんだかいかにも不可思議に見えるだけで、
そういったことも科学的裏づけがとれるということを物語仕立てで語らせるから実におもしろい。
盛り上がりは頂点に・・・!おすすめ度
★★★★★
第一章で焦らされ焦らされ、ようやくアフリカ入りします。ストーリー、キャラクター、第一章で整えた準備は万端。アフリカでの旅は、もうとにかくページをめくる手を止められません。
アフリカの大地と人の描写はリアルで、実際私はアフリカに行ったことはありませんが、ちょっとした旅行に行ってきたような気分にさせてくれます。また、物語のテーマでもある「呪術」に対しての考え方も、なるほどなぁと思わせる視点で表現されていて面白いです。呪術というテーマが、超能力・手品・トリック・・・などと微妙なバランスで絡み合っていきます。
そして大呪術師・バキリの登場です。果たしてバキリは本物の呪術師なのか、それともペテン師か・・・!
二巻目!おすすめ度
★★★★★
テレビでたまに見たことがあった、中島らも。
何を言っているのかよくわからず、何をする人かもよく知らなかった。
アマゾンの書評で作家だったと知り、評判のよかった「ガダラの豚」三巻まとめて注文した。
二巻目、とうとうアフリカへ。小説の山場です。この二巻目最高です!
アフリカからみた日本、日本人のアフリカ像とともに、我々が抱いている神秘のアフリカを体験させてくれます。
なんだそうだだったのか!?は二巻目にも三巻目にもありますよ。
凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★
言うまでもなく最高峰
!いや~、ほんと(・∀・)イイ!久々に良い買いモンをしました。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!