「低予算ゾンビ映画」を今作ったらどうなるか、これが正解なんだろうなあと思いました。おすすめ度
★★★★★
最初からゾンビが現れるので、もう楽しい楽しい。
盛り上がるまでに時間がかかるホラーが多い中、これは新鮮です。
分からないからこそ怖いというのもありですね。
ということで、何で感染するのかなんて考えずに、純粋にゾンビ映画として楽しめば吉です。
思ったほどグロテスクではありません。
(僕はかなりグロ耐性ができているため、慣れているだけで、
もしかしたらものすごいのかも知れませんが)
ホラーのはずなんですが、恐怖控えめだと思います。アクション映画みたいでした。
頭を狙え!!中盤以降気分はガンシューティングゲームです。
救いのあるなしにかかわらず、極限状況での家族の愛情もたっぷり描かれますので、
そちらもご期待ください!!
ただし、妊婦さんは見ないほうがいいと思います。ここだけは本当におぞましかったです。
面白かった★おすすめ度
★★★★★
なんと言うか私が求めていたゾンビ映画が此処にありました。
『もしいまこの瞬間に本当にゾンビが現れたら、世界はどうなるか?』
これをリアルに、そしてすばらしいエンターテイメントとして昇華させた作品です。
作品中に意図的に『ゾンビ』と言う言葉を出さなかったのも良かったですね。
例えば本当にゴジラが現れても怪獣とは呼ばずに、多分巨大生物とかってテレビは言うでしょうから、感染者、暴徒と言った方が個人的にリアルでよいです。
お勧め作品です。
新境地のゾンビ!!おすすめ度
★★★★★
久々に興奮して見ました!
怖いところは怖いし、笑うところは笑うw
そのメリハリがよく出来ている作品だと思いました。
単にダークな世界観を見せるだけではなく、あえて
昼間の街中で起きた惨劇が真新しく、そこを現実に
起こり得るようなパニックに上手に描いています。
群れとなって襲い掛かる無数のゾンビ達をチェーンソー
でぶった切るシーンはおぞましさを感じさせない爽快感
があり、見えない闇の向こうで蠢く影の正体には耳と
目を塞ぎたくなる恐怖感を四方八方に感じます。
何よりも動きの早いゾンビには度肝を抜かれましたw
中盤の“武器が欲しい、食料が欲しい”などのシーンは
ダラダラ感が見えますが、そこはやけに現実味があるので
私は好きです^^
今までと違う、新しくもグロいスプラッターを見たいという
方には最適なゾンビ映画でしょうw
話も分かりやすく、それぞれ個性が出ているので飽きずに
最後まで見れるはず。オススメの一本(*⌒ー')b
買うしかない!
おすすめ度 ★★★★★
言うまでもなく最高峰
。これは買わねばならないでしょう!
ホント満点を付けても良い出来です。
概要
ジョージ・A・ロメロ監督の“リビング・デッド・トリロジー”の第2作であり、恐怖映画の歴史的傑作「ゾンビ」を、CM出身の新鋭ザック・スナイダーが監督したアレンジ・リメイク・バージョン。オリジナル版の隠し味だった文明批評的なニュアンスはなりを潜めたが、『ドーン・オブ・ザ・デッド』はホラー映画としてのおどおどろしさや生理的嫌悪感を増長させる演出ではなく、時にユーモアを交えながら、極限状況に陥った主人公たちのサバイバルと、終末へと向かう地球の姿をサスペンスフルに描いている。
主役は『死ぬまでにしたい10のこと』のサラ・ポーリーで、オリジナル版をこよなく愛するという彼女が、強い意志を持ったヒロインを的確に演じることで、この作品が描く“現実的な恐怖”の輪郭がより明確になった。オリジナル版のスタッフがちらと顔を見せているあたりは、マニアへのサービスか。(斉藤守彦)