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+ 記憶するシュレッダー―私の愛した昭和の文士たち +

記憶するシュレッダー―私の愛した昭和の文士たち

水口 義朗
おすすめ度:★★★★★
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文学および文学を生み出す作家たちへの愛の存在
おすすめ度 ★★★★☆

 数年前に坪内祐三が(確か福田和也との雑誌対談だったと思うんだけど)、「週刊コウロン」や名編集者としての水口義朗について触れていて、それでちょっと気になっていたのである。それまで著者の水口義朗については「こんにちは2時」の司会だったり、「朝生」での女性問題の論客、「スーパーモーニング」でのコメンテーターなどテレ朝系文化人?くらいのイメージしかなかったのだけど。
 この著書を読んでいると、「婦人公論」のウリであった著名人“告白手記”成立の影に、旺盛な好奇心と真摯な姿勢、節度ある工夫と粘り強いアプローチが潜んでいたことがわかる。そして何より、文学および文学を生み出す作家たちに対する愛の存在を感じる。著者は与えられた職務柄、下世話な部分を含めたヒューマン・インタレストに興味を持っていたと思うけど、その前提として、“まず作品、まず文学”といったところがあったと思う。そして、作品を生み出す介添え役としての自負も。でなけりゃ、「小説のリアリティは虚にあるのだから」なんて本質的でかこいい言葉、なかなかすっとは出てこない。それにしても、この作家たちとの交流ぶりはハンパじゃないな。量、質、幅に、深さが加わっている。
 本書でも小田実、岡本太郎が取り上げられているが、次作ではぜひ、文学畑以外の魅力的な人物たちのエピソードをまとめていただきたい。



すばらしい
おすすめ度 ★★★★★

今回の発売がすごく嬉しいです 。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
買って良かったと思います。



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